作者名:
高砂勇
【出だし200文字】
日が昇る直前になり、鳥たちが一斉にさえずり始めた。
樹の根本によりかかる少年がぴくりと身動ぎし、薄目を開く。そしておもむろに片手を上げ、山の奥へと手のひらを向けた。
「――駄目だ」
その手を、かたわらで同じように休んでいた彼は、そっとおさえた。
「焼いてはいけない」
「駄目? どうして?」
少年は目をこすってから彼を見た。緋色の双眸に紅の髪。麻の貫頭衣から伸びる手足は長く、肌は浅黒い//
| キーワード |
残酷な描写あり 日本神話 兄弟 復讐 古事記 |
| 種別 |
短編 |
| ジャンル |
その他
|
| 文字数 |
1,882文字 |
| 掲載日 |
2012年 01月 28日 09時 41分 |
| Nコード |
N0029BB |
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【あらすじ】
不具故に捨てられた兄。母殺しにより斬られた弟。
2人は邂逅し、そして――
警告
この小説には残酷な描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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