桜色の闇
作者名: 香住
【出だし200文字】
 満開の桜は、あんまり好きじゃない。見上げると桃色に圧迫されそうになる。  息が詰まりそうなほど密着して咲き誇る桜。  そんなにいっぱいいっぱいに咲いてどうするというのだろう?  ほんの僅かな期間、力いっぱいに花びらを開こうとするその意志が、私にとっては息苦しいのかもしれない。 「乃里子、またぼんやりしてる」 「またァ?」  ひらひら、と目の前に白い掌が揺れた。 「……何?」 「今日はなに//
キーワード 桜 大学生 涙 シリアス 恋愛 友情 OL/サラリーマン 現代(モダン) 
種別 連載完結済〔全35部〕
ジャンル 恋愛
文字数 28,895文字
掲載日 2009年 06月 07日 00時 19分
最終投稿日 2009年 07月 10日 21時 49分
Nコード N0996H
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【あらすじ】
満開に咲く桜の花は、いつも私を押しつぶす。息苦しく咲き乱れる桃色の罠――そんな感情はきっと誰にも理解されないと思っていた。あの日、彼に逢うまでは。
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