Forgotten Saga
作者名: 水夜ちはる
【出だし200文字】
 淡いランプで照らされた酒場は、深い陰影を刻み、仕事帰りの男達は上品ではないが清々しい喧騒を奏でる。これは一つの美だ、とカウンターで一人いる少女は心の中でつぶやいた。  入り口のドアが開き、一人の少女が駆け込んでくる。ブラウンの髪を左右でまとめた可憐な少女だ。無骨な男達が集う酒場には似合わない、とカウンターの少女は思った。当の本人もこんな場所には似合わない可憐な容姿の持ち主で、またその容姿に似合わ//
キーワード 残酷な描写あり 異世界 政治・経済 ファンタジー 革命 ヒロイン 騎士 魔物 剣 魔法 錬金術 シリアス 女主人公 戦記 チートなし 星球大賞2 
種別 連載〔全55部分〕
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
文字数 348,149文字
掲載日 2015年 07月 21日 17時 21分
最終投稿日 2017年 08月 24日 22時 41分
Nコード N1000CU
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【あらすじ】
 シリアスなダークハイファンタジー。 ※中世欧州風ではなく、近世欧州風な異世界を舞台にしています。

 斜陽の王国の「英雄」に祭り上げられた少女の物語――。
 400年の栄光と繁栄を誇っていた西方の大国、フェルナーデ王国にも斜陽の時代が訪れていた。王都ルテティアは政治が腐敗し、犯罪が多発し異形なる魔物の噂が絶えずにいた。その暗黒の時代に、一筋の光が生まれる。『英雄』と呼ばれる貴族の少女レルシェル。騎士として為政者として急激に名を上げ始めた彼女であったが、彼女は民衆の考える『英雄』像ではなく、一人の少女、悩みや迷いを抱えた一人の人間だった。

 魔物と戦いながらレルシェルはルテティアの一部「北壁」の改革を進めるが、王国では革命の気運が高まり、王国南部でついに武力蜂起が発生する。討伐軍の一員となったレルシェルであったが、王国軍は敗北。レルシェルは善戦するも、それを理由に内通を疑われて投獄される。それは王国側による陰謀であった。
 王都まで迫る革命軍であったが、仲間により救出されたレルシェルの活躍もあって、互角以上の戦果を上げるも市民の暴発によって王妃ディアーヌは革命軍に降伏を申し出るのであった――。
 かくして共和政府がたちあがるも、不安定な新政府の中にも陰謀や謀略の類は尽きない。不安な日々を送る市民たちにも魔物の影が闇から這いよっていた――。(十章現在)
警告
この小説には残酷な描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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