覇王の走狗(いぬ)
作者名: KEY
【出だし200文字】
1 商人・時(とき)その1 「真(しん)、真、居るかい?」  今日も元気に、皇子(みこ)・戰(せん)は真の居る書庫の扉を叩いた。面倒くさくて、真は返事をせぬどころか、視線を落としていた竹簡(ちくかん)から眼球すら動かさない。だが勝手知り尽くしたる戰は、何も言わずにからりと書庫の扉を開け、するりと身体をすべり込ませる。  最近は、王都の子供達の童歌にまでなっている、戰の『真詣で』だ。 『昼行燈//
キーワード R15 残酷な描写あり 身分差 年の差 ヒストリカル オリジナル戦記 古代中華風 宿命 内政/外交 群像劇 愛憎劇 架空戦記 国家/民族 友情 成長 ネット小説大賞五受賞 
種別 連載〔全317部分〕
ジャンル ヒューマンドラマ〔文芸〕
文字数 2,576,830文字
掲載日 2014年 09月 10日 14時 51分
最終投稿日 2017年 09月 25日 11時 00分
Nコード N1431CH
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【あらすじ】
平原にその名を轟かせる超大国『禍国』
三代皇帝・景の御代に『覇王』の宿星を持つと占われた皇子が誕生した――名を戰
皇子・戰が18歳になった年、父帝・景より祭国攻略の総大将を命じられ、初陣を見事な勝利で飾った
傍らには、如何にも戦場には不釣り合いな、眠そうな眸(め)をして癖のある前髪を弄る少年の姿があった――宰相にして兵部尚書である優の息子・真である

この戦は『星を集め天帝に献ずる』と占われた、祭国王女の椿姫
戰の義理妹である『男殺し』の宿星を持つ、薔姫
実力のみで兵部尚書にまでのし上がった優の息子でありながら、側妾腹である故に『星知らず』と揶揄され『所有物(もの)』として見做され、戸籍すらなく人扱いされぬ、真
四人の若者の運命的な邂逅を齎し、同時に、平原一の歴史を持ちつつも弱小国家であった祭国の命運も開かせた

仲間と共に理想の国造りを目指して邁進しつつ、数多の国の王と政敵である兄皇子たちを相手どり、己の知恵一本を武器にして、戰の傍らに常に従い、戦うと真は決意する
以後、禍国皇帝の座に戰を就けるという途方もない夢にむかい、真は休みなく挑み続けることとなった

幾多の試練にも決して怯まず、中華平原を真は駆ける
覇王の狗(いぬ)として

※ 第五回ネット小説大賞の最終選考を通過しました※
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