作者名:
泊瀬光延
【出だし200文字】
「お前は・・・儂が死んでも伴をしてくれぬよな?」
この男らしからぬ弱々しさでそう言われた時、美嵐丸はつうと目から涙を流し、白湯をと言いながら一度、床の慶次郎に深々とお辞儀をして部屋を出て行った。
慶次は珍しく病に伏せっていた。
戦乱にしか生きられない漢(をとこ)が気苦労を積み重ね、肩が凝る毎日が続いた。金沢の最初の冬の厳しい寒さに風邪を拗(こじ)らせてしまったのだ。強靱すぎる身体の人間は//
| キーワード |
前田慶次 直江兼続 上杉景勝 りんと小吉 前田利家 戦国時代 シリアス 少年 美形 戦士 |
| 種別 |
連載完結済〔全6部〕 |
| ジャンル |
文学
|
| 文字数 |
5,303文字 |
| 掲載日 |
2008年 09月 25日 01時 46分 |
| 最終投稿日 |
2008年 09月 25日 01時 52分 |
| Nコード |
N1449F |
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【あらすじ】
実在の豪傑、前田慶次郎とその小姓の物語。病床の慶次郎がふとしたことで言った言葉でその小姓は自害した。史書から取材した武家の花、主従の契りの誉れ。「前田慶次郎異聞」の外伝でもあります。この史実をどう消化してよいか迷っていましたが、遂に答えを見つけました。
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