作者名:
梶原ちな
【出だし200文字】
声にしてまで、つたえたいものなんてない。
黒板の上で削れるチョークと、小さなざわめき。
先生の高すぎるくらいの声さえなければ、授業中の教室ほどいとおしいものはない。
初夏の、まだわずかに涼しい風が窓際の席に座るあたしの髪を揺らして遊ぶ。
お昼過ぎの授業は、けだるさと眠気をともなって、よりいっそうの静寂を生み出してくれた。
前を向いて、教科書を開いて。
ノートに鉛を擦//
| キーワード |
場所小説 学校 短編 雪 日常 学校/学園 ほのぼの ハッピーエンド 恋愛 青春 高校生 現代(モダン) |
| 種別 |
短編 |
| ジャンル |
恋愛
|
| 文字数 |
2,413文字 |
| 掲載日 |
2007年 06月 14日 09時 21分 |
| Nコード |
N1628C |
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【あらすじ】
あたしが無言無口のおとなしい子なら、彼は先生に恋する不良生徒だった。いとおしい静寂を壊すのは、彼?それとも。
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