褌一つで
作者名: 栗田隆喬
【出だし200文字】
「……お願い」  少女の瞳が真っすぐに見つめていた。 「必ず……お神輿担いで、会いにきてね」 「任せておけって。必ず行くから」  少女は目を伏せた。ぎこちなく伸ばされた指先が触れる。 「きっと、だよ……」  絡まる指。 「約束……」  茜色に染まった砂。  夕日を照り返して輝く海。  足を洗う波。  すぅっと海の底まで引っ張るように、足の裏の砂がさらわれて行く。  赤く染まった雲が、海風に細くちぎ//
キーワード ファンタジー 和風 輪廻転生 縄文・弥生~室町時代 シリアス 恋愛 転生 海 大自然 異世界  
種別 短編
ジャンル ノンジャンル〔ノンジャンル〕
文字数 15,121文字
掲載日 2008年 10月 13日 23時 46分
Nコード N2691F
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【あらすじ】
夢の中で少女の御魂に、神輿をかついで会いに行くことを約束したヘイタ。その約束を実現するため、今年の荒海大社の大祭には担ぎ手として出たいと親代わりの村の神職、トムラベノウシナに話をした。神輿の担ぎ手となる許可は下りたものの、漁に出て海の男としての証をしないと担がせてはもらえない。船の苦手なヘイタは海へ出たのだが、その間に、幼馴染の少女サナは島へ巫女として渡ってしまった。ヘイタは御霊との約束、そして別れも告げられなかったサナと一目あうため、何としても神輿の担ぎ手として、島へ渡ることを決意した。
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