III 魔術師(An offering to vanity)
作者名: Aya
【出だし200文字】
 III:魔術師(An offering to vanity)  I  東京に雪が降った。  西高東低、冬型の季節配置。  顔なじみになった看護師にあいさつして特別病棟に足を踏み入れると、冷たい風が吹き付けてきて、思わずコートの襟に顔をうずめた。 「……さむ」  病室には「瀬下談山(せじもたんざん)様」と丁寧な楷書体でかかれている。  この男くらい有名になると、病院でさえも雅名(がめい)で呼ば//
キーワード 身分差 年の差 悲恋 オフィスラブ スクールラブ 伝奇 日常 青春 ホームドラマ ミステリー サスペンス 探偵小説 サイコホラー 幻想小説 
種別 短編
ジャンル ヒューマンドラマ〔文芸〕
文字数 2,275文字
掲載日 2017年 06月 19日 00時 03分
Nコード N3095EB
⇒感想ページへ
⇒レビューページへ

【あらすじ】
叶(かなえ)は、師と仰ぐ談山の死を乗り越え、生きようと誓う。そんな叶を、縁者の式部香織(しきべかおり)は瀬下の家ではなく、自分の住んでいる洋館に引き取ろうとする。香織は柳下(やぎした)家の方子(まさこ)と対決し、多額の金銭と引き替えに提案を呑ませることに成功する。洋館に来た日、香織は叶に「とても大事で大切なこと」を告げるといい、叶を公園へと連れ出すのだった。
縦書きPDFで小説を読む
*スマートフォンをご利用の方へ*
一部スマートフォンの仕様により正常に閲覧が行えない場合がございます。