桜町恋綺譚~優花と竜~
作者名: 風花ふゆ
【出だし200文字】
 まぶたの裏にちらつく光を感じて、優花(ゆうか)は長いまつ毛を億劫そうに持ち上げた。 (……もう朝かぁ)  目覚ましはまだ鳴らない。今感じた光はなかったことにして、優花は再び目を閉じる。が、その瞬間にけたたましく目覚ましのアラームが音を立てた。すぐにアラームを切り、再び優花はまどろみ始める。この二度寝に入る瞬間の心地良さが好きだ。学校がなければいつまでだって眠っていられる。朝は得意ではないし、入っ//
キーワード 日常 青春 恋愛 家族 高校生 少年 少女 友情 女主人公 現代 
種別 連載〔全54部分〕
ジャンル 現実世界〔恋愛〕
文字数 221,410文字
掲載日 2016年 01月 28日 22時 40分
最終投稿日 2017年 12月 09日 02時 01分
Nコード N3700DC
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【あらすじ】
優花は高校一年になったばかりの15歳。誰もが振り返らずにはいられない、長い黒髪の美少女だ。しかし、その顔と気の強い性格が災いして、中学時代は女子から反感を買い、孤立した日々を送っていた。そんな優花の心のよりどころは、九つ離れた兄 数馬と、その妻の佳代の二人だけだった。両親は5年前に交通事故で亡くなっていたのだった。
 そんな優花の家に、佳代のいとこである竜が中学校の卒業式の日から居候することになった。竜は優花と同い年で、複雑な家庭の事情があると聞かされていたのだが、彼はそんなことを全く感じさせないほど明るい少年だった。竜は毎日のように優花をからかったり怒らせたりして楽しんでいる様子。優花はできる限り竜と関わりたくないと思っていた。だが、日々の出来事を通して、二人の距離が少しずつ縮んでいく。
桜町に住む人々の物語第一弾。優花と竜の、ベタな少女漫画のようなストーリーの幕が上がります。
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