紫灰の日時計
作者名: 二月ほづみ
【出だし200文字】
「殺してしまえ」  無造作に放たれた言葉の意味を理解し、恐怖するには、三歳のエリン・カスタニエは幼すぎた。  高い高い天井に、低い声の微かな残響が響く。傍らで頭《こうべ》を垂れる両親が息を呑む気配を感じ……何ともいえぬ嫌な予感に、思わず顔を上げる。玉座の男が目に入った。深い皺の刻まれた精悍な面立ち、厳しい声に、怒っているのかと思ったのだが、そうではないらしい。  男――エウロ皇帝、アドルフ=サリ//
キーワード 身分差 ヒストリカル シリアス 女主人公 未来 主従 宮廷 
種別 連載〔全21部分〕
ジャンル ヒューマンドラマ〔文芸〕
文字数 161,481文字
掲載日 2018年 01月 06日 18時 06分
最終投稿日 2018年 02月 21日 22時 46分
Nコード N4223EM
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【あらすじ】
少女小説
不自由な姫 × 恋人 × 姫の守護者
GC600・エウロ

帝位継承者の証である「高貴なる菫色」を片眼に宿す幼きエリン・カスタニエは、運命による死から辛くも逃れ、皇女アーシュラに望まれてその従者となる。両眼に菫色を湛え玉座を約束された少女を生涯かけて護り続ける「剣」としての日々の始まりは、美しく儚い主君への思慕の序章でもあった──。

エウロを三百年に渡って支配するアヴァロン皇帝家の居城を舞台に愛と憎しみが交錯する宮廷劇


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