ヒロインな妹、悪役令嬢な私
作者名: 佐藤真登
【出だし200文字】
 木の上は良い。  屋敷の庭にある立派な木によじ登った私は、しっかりとした枝に腰かけながらそんなことを思った。  私はクリスティーナ・ノワール。天才だ。  一歳で歩き始め、三歳で言葉を自在に操り、五歳で書斎の書物をことごとく読み尽くした。  そんな私が生まれた我が家は三百年の歴史を誇る公爵家だ。その庭は優秀な庭師によって代々管理され続けた。私がよじ登って腰かけているこの木なんて、もう百年も前から植//
キーワード 異世界転生 悪役令嬢 恋愛 
種別 連載完結済〔全123部分〕
ジャンル 異世界〔恋愛〕
文字数 396,681文字
掲載日 2015年 06月 12日 16時 11分
最終投稿日 2016年 09月 04日 00時 05分
Nコード N4374CS
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【あらすじ】
 公爵家の令嬢として生まれたクリスティーナは、ある日屋敷に引き取られ養子になった妹と対面することで前世の知識を得る。その知識により、この世界が妹のミシュリーをヒロインとした物語に収められることになることを知った。その物語の中でクリスティーナは悪役令嬢としてヒロインとなる妹をしいたげる立場にあったのだが、実際のクリスティーナはそんな知識は関係ないと妹を思う存分かわいがるシスコンと化していた。
 けれども、そんなクリスティーナもいつの日か気が付くことになるだろう。
 最愛の妹の最良の幸福は、思い出した知識のストーリーの結末にこそあるのだ、と。
 それに対してクリスに訪れるのは、処刑か、自殺か、島流し。前世のストーリーに沿えば必ず訪れる悪役令嬢としての破滅の選択肢を知っても、きっと彼女は迷わない。

 すべては、妹の幸せのために。

 これは自分の運命を顧みず、妹の幸せのためにいつかは悪役令嬢になるシスコンな公爵令嬢の物語。
※PASH! ブックス様で書籍化しました
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