作者名:
宇飼純生
【出だし200文字】
「今度の火曜、誕生日だよな?」男は言った。
「火曜?」女は携帯電話を開き、スケジュール帳を確認した。「そうね。誕生日だわ」
男はおよそ上品とは言い難い笑みを浮かべ、
「なにか贈るよ」と言った。
「へぇ」
「なんだよ、その反応」
「期待しないで待ってるわ」
女がこうも素っ気ない反応を返すのも無理はなかった。男には借金があった。三百万。福沢諭吉のクローン軍団のような額だった。
「まぁ…そうだよな」//
| キーワード |
文学 恋愛 ホラー 借金 プレゼント 殺人 シリアス メイド メイドカフェ 悲劇 ダーク |
| 種別 |
短編 |
| ジャンル |
恋愛
|
| 文字数 |
5,627文字 |
| 掲載日 |
2010年 01月 16日 17時 30分 |
| Nコード |
N4383J |
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【あらすじ】
借金三百万…。彼からのプレゼント…。誕生日…。思い出にもなりえない日常を過ごす彼女は思う「殺すには金が要る」。
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