雪の季節
作者名: 因幡雄介
【出だし200文字】
 真っ白な雪が降る山を、雪女は登っていた。  服装は白地の着物だ。薄い紫の帯を胴部に巻きつけ、白足袋に草履で、柔らかな雪の道をシャナリシャナリと歩く。目指しているのは山小屋だ。 「ん?」  丸太で建てられた濃茶色の小屋が見えてきたとき、なかに気配を感じた。  いる。獲物が。  ペロリと唇をなめる。ごちそうに、喉が鳴る。  興奮を抑え、小屋の前に立ち、扉を開ける。暖かそうだが十畳ほどの広さしかなく、//
キーワード 異類婚姻譚 日常 ほのぼの 現代 冬童話2017 
種別 連載完結済〔全4部分〕
ジャンル 童話〔その他〕
文字数 5,891文字
掲載日 2016年 12月 10日 11時 29分
最終投稿日 2016年 12月 31日 10時 38分
Nコード N4527DR
⇒感想ページへ
⇒レビューページへ

【あらすじ】
 神無月春永は娘とスキーをするために雪山を登ったが、コースを外れ遭難してしまう。見つけた山小屋で死にかけたとき、餌として食らいにきた雪女に助けられた。誰にも言わないという約束をして。
 2年後、春永は雪江という女性と再婚し、幸せな毎日を送っていた――。
縦書きPDFで小説を読む
*スマートフォンをご利用の方へ*
一部スマートフォンの仕様により正常に閲覧が行えない場合がございます。