桜ヶ丘高校の『哲学者』と『絶対零度の魔女』
作者名: 桐生 慎
【出だし200文字】
 第一章 桜ヶ丘高校の「哲学者」  (一)  寺社仏閣が子供の頃から好きだった。  僕は「やんちゃ」な子供だった。近所の子供達のリーダーで近くの神社で鬼ごっこをしたり、三角ベースをしたりして遊んだものだ。  その一方で、夕方、一人で海を見に行ったりもした。  夕日が沈む海は鈍い銀色に輝き、波紋は縦横無尽に模様を変えて目に染み入ってくる。波の音が耳朶を打ち、思考は消えて、やがて自分が海そのものにな//
キーワード 残酷な描写あり IF戦記 異能力バトル ヒーロー ホラー 学園 恋愛 呪詛 三角関係 霊能力者 美少女 MF新人賞4 戦い 
種別 連載完結済〔全3部〕
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
文字数 125,018文字
掲載日 2015年 06月 13日 08時 46分
最終投稿日 2015年 11月 01日 11時 50分
Nコード N4679CS
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【あらすじ】
 物事に動ぜず、孤高を好む青年・神崎浩平は「哲学者」と呼ばれる程の変わり者だった。 一方、地元を仕切るお金持ちのお嬢様・彩宮鈴香は外れたことがない程のルーン占いの使い手であったが、近寄りがたい雰囲気の美少女で、他人の瞳を射抜くように見つめ威圧するような空気から「絶対零度の魔女」と呼ばれる存在だった。
 鈴香の数少ない友人の一人、三枝明美は三年になって付き合い始めた伊達正彦と、この二人をカップリングしようとする。彩宮鈴香が神崎浩平に好意を抱いていることを三枝が見抜いたからだ。
 だが、伊達は一年間にわたり、一学年下の小泉幸恵と付き合っていたのに、無碍に振っていた。
 神崎と彩宮から「生き霊が憑いている」と指摘された伊達は怯みながらも、真面目に三枝と付き合おうとする。
 Wデートで夏休み初日に行った一大アミューズメントプールで、伊達はコンクリートの底に足を引っ張られて溺れる。小泉幸恵の生き霊がなす技だった。
 神崎と彩宮はその呪詛をお互いに認知し、二人で生き霊返しを行い伊達を救う。
 最早、般若の域にある小泉幸恵を救う術はないと言い切る彩宮に、神崎は彼女は救えると固執する。
 十数年前の未曾有の大災害となった『あの日』を生き延びた自分たちは、真っ直ぐに生きなければならないと言うのが神崎の信念だった。
 彩宮鈴香は呆れながらも、神崎に従う、そして、その言動にますます神崎に惹かれて行く。
 だが、小泉幸恵の呪詛は祖父・完部玄白に操られたものだった。イザナミ流の呪詛師・完部玄白は孫の怨念を利用し、一大呪詛を組もうとしていた。
 市井の霊能者にすぎない彩宮鈴香と神崎浩平は、小泉幸恵を救えるのか?
 決戦の幕は開く。
警告
この小説には残酷な描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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