その歌姫の歌う歌は。
作者名: 奔埜しおり
【出だし200文字】
 見渡す限りの人、人、人。  ざわめいていたのに、私たちが前に立った瞬間、一気にしん、と静まり返る。  どこか怯えを含んだその視線に、私は思わず下を向く。  耳を震わせるのは、ここルアディスを守る石から奏でられる旋律。  それは、私たち歌姫にしか聴こえないという。  ゆったりと上がってくる朝日のように、明るくて、希望に満ち溢れていて、そして清らかで純粋。そんな素敵な音。  隣の二人が息を吸うのが聞//
キーワード R15 残酷な描写あり 年の差 悲恋 冒険 流血表現あり 執着心 歌姫 アイリス恋愛F大賞8 シリアス 女主人公 同い年 兄(妹)はどこ 裏切り 切ない 女性向け 
種別 連載完結済〔全61部分〕
ジャンル 異世界〔恋愛〕
文字数 164,427文字
掲載日 2017年 06月 22日 02時 35分
最終投稿日 2017年 11月 30日 23時 00分
Nコード N4781EB
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【あらすじ】
橙色の石が守る世界、ルアディス。
その石を支えるのは、女神と、そして女神候補の歌姫たちの歌。

過去の出来事により歌うことができなくなった歌姫、ホロ。
平凡な自分が嫌なのに、非凡な二人に挟まれて常に手綱を握っている歌姫、エラ。
そして、女神最有力候補の力を持つ歌姫、シス。

ホロ、エラ、シスの三人がそれぞれ主体となるお話を描いていきます。

◎死を歌う歌姫。(ホロ編)
ホロは、ある日出会った男性、ヴィルの暴言ともとれる挑発がきっかけで歌を歌い、力を暴走させてしまう。
そのせいで石が割れてしまい、欠片は様々な場所へと散らばってしまう。
責任を感じたホロは、女神の指示により、エラとシス、そして初めて出会う騎士たちと共に欠片を集める旅に出る。
その中には、きっかけになったヴィルもいて――……。

◎愛を歌う歌姫。(エラ編)
捕らえられたエラ。
檻の中で歌を歌い続けるエラは、番人から毎日、石を投げられていた。
徐々にエスカレートしていく暴力の中、現われたトレイ。
会話を重ねていくうちに、二人の間になにかが芽生え始めるけれど……。

◎命を歌う歌姫。(シス編)
よく外で遊ぶ女の子だったシス。
兄のように慕っていたティアナから告げられた事実によって、シスは一人の女の子から、歌姫へと変わっていく――……。

残酷描写は緩めですが、主要人物や、それに近しい登場人物が暴力に苦しんだり、血を流したりする場面がございます。ご注意ください。
よろしくお願いいたします。
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