作者名:
アオキチヒロ
【出だし200文字】
暑い暑い夏の日。今年の最高気温を記録した、真夏日のこと。病院中に響き渡るのではないかと思うほど元気な産声を聞いた。
僕の、三人目の子供だった。
「夏に生まれたから、夏樹にしよう」
そう言うと、妻の腕に抱かれた赤ん坊は元気よく泣いた。その泣き声は、夏の蝉にも負けないくらい元気な泣き声だった。
「夏樹がね、まだ一度も喋らないのよ」
妻が不安そうに僕へと話し掛けてきた。腕に抱かれた夏樹//
| キーワード |
夏ホラー2007 親子 誕生日 ホラー 現代(モダン) |
| 種別 |
短編 |
| ジャンル |
ホラー
|
| 文字数 |
2,991文字 |
| 掲載日 |
2007年 08月 15日 00時 09分 |
| Nコード |
N4974C |
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【あらすじ】
夏に生まれたから夏樹。そう名付けた息子は、不思議なことに滅多に喋らない口数の少ない子供だった。自分の誕生日以外は――。
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