ユークリッド:スタンドアロン
作者名: 水川湖海
【出だし200文字】
 開発分室は、とても静かだった。テニスコートほどのスペースがあるが、中央に大きなデスクが置かれているせいで狭く感じる。デスク上にはコンピューターが数台と、資料類や企画書が散乱していた。辺りには人はいない。人の気配もしない。耳を澄ましても、聞こえるのは冷却ファンの回転音だけだった。  その少女は入るべき部屋を間違えたと思い、一度部屋から出た。そして入り口に掲げられている看板を、もう一度注意深く確認す//
キーワード 異世界転移 青春 VRMMO 
種別 連載〔全37部分〕
ジャンル VRゲーム〔SF〕
文字数 193,112文字
掲載日 2017年 07月 09日 23時 57分
最終投稿日 2018年 02月 14日 21時 52分
Nコード N5117EC
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【あらすじ】
 ユークリッド:データ
 それは開発中に過労死者を出し、計画が中止されたいわくつきのゲームである。
 主人公、有村達樹は、従姉のマキ姉から、レトロゲームを預かることになる。春休みの暇を潰すため、彼が手に取ったのはユークリッド:データだった。
 達樹がゲームをプレイすると、彼は異世界であるファンガイアに召喚されてしまう。達樹はこの世界をさまよううちに、ゲームメーカーのデルタフェニックスが、この世界をゲーム化しようとしていたことを知る。彼らが残した遺産により、ファンガイアは緩やかに衰退していた。
 達樹はファンガイアで、同じプレイヤーである律夏に出会う。彼女はこの世界に取り残された親友を助けるためにプレイしており、ファンガイアがもうひとつの現実であると達樹に訴える。
 だがゲームメーカーの遺志を継ぐデルタは、ここがデータの世界といって譲らず、ファンガイアの製品化を夢見ていた。
 達樹はリアルな世界、知覚、そして現実に戸惑いつつ、ゲームメーカーの遺したアジュクリウの神々と戦うことになる。
警告
苦手な方はご注意ください。
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