作者名:
長谷川 修司
【出だし200文字】
「もうお前は完走出来ないんだからな!覚えておけ!」
フロントタイヤが酷くバーストしてしまった自転車を車に積み込む私を睨み付けながら、彼女は吐き捨てた。
酷く暑い十六年前のこの夏の日から、私の人生の歯車はゆっくりと悪い方に回転を始めたのかもしれない。
十月の第二月曜日。
私は新車”FZ1”の慣しもかねて「走りに」行こうと決めた。
いつもの通り行く先も決めずに走り出すつもりが、何故かこの//
| キーワード |
バイク 自転車 旅 サイコ トラウマ |
| 種別 |
連載完結済〔全16部〕 |
| ジャンル |
文学
|
| 文字数 |
43,090文字 |
| 掲載日 |
2007年 03月 03日 21時 13分 |
| 最終投稿日 |
2007年 03月 20日 16時 39分 |
| Nコード |
N6128B |
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【あらすじ】
新車FZ1の慣らしもかねて、私は因縁の地、山梨県の柳沢峠に向かう。そこは十六年前、当時十五歳の”俺”が挫折を味わった場所。徳島から東京へ向かう”俺”と、東京から柳沢峠へ走る私。記憶の断片がフラッシュバックし、私を飲み込んでいったとき、そこで見た”事実”とは・・・。
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