depot 春野天使編
作者名: 春野天使
【出だし200文字】
「あーっ!」  飯井 頼(いいい らい)は、一両編成の電車がゆっくりと遠ざかって行くのを見て声を上げた。 「はぁ、やっぱ間に合わなかったか……」  頼は肩で息をしながら、額の汗を片手で拭う。 ──爺ちゃんが野菜を詰め込むもんだから。  帰り間際、頼の祖父がお土産にと、畑で採れたばかりの茄子やキュウリやトマトを紙袋一杯に詰め込み始めた。そのせいで家を出るのが遅くなり、重い野菜の袋を提げては、早く走//
キーワード グループ小説 駅 depot 夏 出会い 恋愛 中学生 現代(モダン) 
種別 短編
ジャンル 恋愛
文字数 4,341文字
掲載日 2006年 06月 15日 00時 25分
Nコード N6364A
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【あらすじ】
夏休み、田舎の祖父母の家に遊びに来ていた頼(らい)。帰りの電車に乗り遅れ、次の電車が来るまで無人のプラットホームで居眠りしていた。目を覚ました時、ホームには浴衣姿の少女が暗い顔をして立っていた……
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