幻影
作者名: 水島佳頼
【出だし200文字】
 きっと幾ら離れていても、僕らは同じ月を見ているはずだから――。  そういった彼のことを、何度でも思い出す。否、最初から忘れてなんていない。  何歳(いくつ)になっても消えない胸の痛み。僕を蝕んでいく、妖魔のような鈍い痛み。この手を血に染めた遠い記憶が、夜毎僕を襲い来る。  床にうつぶせになった彼の腹部から、抑える手を無視して流れ続けている出血。真っ白な肌に絡みついた鮮血の赤が、酷く毒々しい。彼が//
キーワード 魔幻の鐘 虐待 孤独 少年 純粋 魔王 シリアス ダーク SF 友情 幼馴染 殺人鬼 犯罪者 異世界 残酷な描写有り 
種別 連載完結済〔全22部〕
ジャンル ファンタジー
文字数 118,583文字
掲載日 2007年 03月 12日 21時 44分
最終投稿日 2007年 03月 13日 21時 51分
Nコード N6498B
⇒感想ページへ
⇒レビューページへ

【あらすじ】
 僕の大切なものを返して。彼を取り戻すためなら、僕は何だってするから。そう、どんな事だって――。 劣悪な環境で育ったミンイェンは、何を失って何を得るのだろうか? これは、どこまでも真っ直ぐに生きている“悪役”の物語。
縦書きPDFで小説を読む