星詠みの巫女と幸運の星
作者名: 青柳朔
【出だし200文字】
 夜空を見上げながら、母さんに手を引かれ歩いていると、きらりと一筋の光が空を走った。 「母さん、今星が流れたよ」 「そう、じゃあ祈りなさい。今流れた星が、ちゃんと家族のもとへ帰れるように」  うん、と頷いてまた夜の空を見上げた。きらきらと輝く星は綺麗だけど、どこか悲しく見える。  星の輝きは、いのちの輝き。  夜空に光る星が落ちたとき、地上のいのちもひとつ消える。星といのちは深く繋がり//
キーワード 流れ星 青年少女 切ない ファンタジー シリアス 異世界 巫女 
種別 連載完結済〔全18部分〕
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
文字数 76,347文字
掲載日 2014年 11月 16日 19時 00分
最終投稿日 2014年 12月 25日 20時 37分
Nコード N7011CJ
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【あらすじ】
――星の輝きは、いのちの輝き。夜空に光る星が落ちたとき、地上のいのちもひとつ消える。
地上へと落ちた星は、星詠みの巫女によって見つけられ、星拾い人によって探し出し、遺された人のもとへと届けられる。
当代の星詠みの巫女であるシャートには、幼い頃からともにいる世話役の青年・アルコルがいた。星詠みの巫女は、島の中心にある塔の外へ出ることなく、流れ落ちた星の居所を告げるだけ――けれど、とあるひとつの星をきっかけに、シャートは「星を届けに行きたい」と言い出して、ふたりの変わらなかった日常が、ほんの少しずつ変わってゆく。
大切な人の星を受け取る人間も、いろいろな人がいる。いらないと叫ぶ者、泣き崩れる者、泣きそうな顔で微笑む者――そんな人々との出会いの中で、いつも一緒だったシャートが、少しずつ手の届かない遠くへいってしまいそうな、そんな予感がしていた。
満天の星空のもとで繰り広げられる、シリアスファンタジー。
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