庸滅亡
作者名: 文叔
【出だし200文字】
 夜。月はない。そんな日を選んだのだ。  ズタス揮下の兵三千は全員馬にまたがり、百長(約百メートル)ほど離れた長城の門を息を殺して注視している。馬にも板(ばい)を噛ませ、声を漏らさないようにさせていた。  遊牧騎馬民族である彼らは自分の足を扱う以上に馬の脚を巧みに操る。そしてそんな彼らの中でも、今夜この場にいるのは精鋭中の精鋭だった。息どころか気配すら消して、長城からの合図を待っている。  今//
キーワード R15 残酷な描写あり ヒストリカル オリジナル戦記 歴史 ファンタジー 架空戦記 シリアス 戦争 中世 軍隊 ツタヤリンダ大賞B2 
種別 連載完結済〔全81部分〕
ジャンル ローファンタジー〔ファンタジー〕
文字数 249,485文字
掲載日 2015年 09月 20日 15時 16分
最終投稿日 2016年 01月 01日 00時 00分
Nコード N7549CW
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【あらすじ】
子供の頃から歴史が好きで、
文章を書くのも読むのも同様に昔から苦ではなかったため、
いつしかその二つを合わせた仕事をしたいなと思うようになっていました。
だけどいくら好きでも知識は乏しいため、
本物の歴史を題材にした作品を書くには勇気がいる(苦笑い)。
それにぼくが歴史をより好きになったのは、
「銀河英雄伝説」とか「アルスラーン戦記」のような架空歴史小説を読んだおかげでもあります
(田中芳樹先生は心の師匠です(照))。


そんなわけでぼくも最初は臆することなく、
自分で歴史を創りだして書き上げていこうかなと思って、こんな話を書いています。
本物の歴史の雄大さや広大さには遠く及ばないけど、
それでもそれらから感じたこと、触れたことの一部でも表現できればと。
本当は架空にしても中世欧州をイメージしたものの方が読んでくれる人もとっつきやすいかなと思ってはいるんですが、
どうしても一番知識のある古代中国をイメージした方が書きやすくて(照)。
もっとも最近は、昔に比べて古代中国を舞台にした作品も多いし、
それほど読んでくれる人も抵抗ないかなと、都合よく期待しております(照)。


作家志望です。
ぼくがこれまで身につけたいろんな知識、読んできた物語、考えてきた構想。
そういったものをフルに発揮して、可能な限りおもしろいものをみなさんに提供したいと思っています。


あらすじ:
宦官の支配により腐敗しきった庸帝国は、
あやうい安寧の中に爛熟期を迎えていた。
しかしその夢も一朝で破られてしまう。
北辺を守る長城を北の蛮族、
勇猛な遊牧騎馬民族に突破されてしまったのだ。
溶岩流さながらに、
北から南へ殺戮と略奪を繰り返しながら進撃をつづける騎馬民族に対し、
為す術のない庸の宮廷と軍隊。
しかし騎馬民族の内部でも戦いや抗争があり、
央華の大地は混沌の濁世に飲み込まれてゆく――

他に「泰来の戦い」「後南庸建国」「後南庸滅亡」等同一世界観の作品もあります。
統一王朝だった庸が北からの異民族侵入により滅亡。
ただし異民族も全土の制圧はかなわず、統一王朝を建てることもできず、
これより約250年、央華大陸は分裂の時代に入る…という流れです。
「庸滅亡」に始まり「後南庸滅亡」で終わりになります。
警告
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この小説には残酷な描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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