ここは人類最前線8 ~攫われた勇者様を救え!~
作者名: 小林晴幸
【出だし200文字】
 彼らの住まう大陸は東西に広く、北方は山脈に阻まれた人跡未踏の地。  西方は神々の作り上げた種族の末裔である人間達の領域で、様々な国家が乱立している。  その中でも唯一、神の守護を残している西の大国が人類の盟主国とされていた。  一方、東は混沌の地であった。カオス万歳。  神々ですら怪訝な顔をする程の膨大で濃い魔力が満ち満ちており、ありとあらゆる生態系に影響を及ぼしている。まさに人外魔境。 //
キーワード 魔王 勇者 村娘 神 魔族 竜 姫 誘拐された勇者様 奪還作戦 殴り込み 愉快犯 お煎餅 女装 勇者様ヒロイン疑惑 御先祖乱入 常識は逃亡しました 自重は基本しない 何かが間違っている感 
種別 連載〔全34部分〕
ジャンル コメディー〔文芸〕
文字数 173,328文字
掲載日 2017年 01月 06日 22時 34分
最終投稿日 2017年 09月 21日 00時 00分
Nコード N7670DS
⇒感想ページへ
⇒レビューページへ

【あらすじ】
 魔境の武闘大会の真っ只中、突如として天界に拉致られてしまった勇者様(※シリーズ「7」参照)。
 その美貌にずっと前(※乳幼児期)から目を付けていた美の女神が、ついに愛人にするべく誘拐してしまったのだ。
 果たして勇者様の貞操は無事に済むのか?
 ヤンデレストーカーに脅かされてきた様々なトラウマから肉食女子にガチで怯える勇者様との友情を胸に、リアンカちゃん(自称ただの村娘⦅※魔境基準⦆)が立ち上がる――!


 何とか都合を付けて天上の世界へと辿り着いた村娘のリアンカちゃんと、魔王のまぁちゃん御一行様。
 既に天界に所属を書き換えられてしまった勇者様を連れ帰るには、一筋縄ではいかないらしい。天界で再会した御先祖様から聞いたところによると、神々が勇者様に授けていた加護が天界に縛り付ける楔と化しているとのこと。同時に加護を与えていた神々が勇者様の天界における後見となっているのだと。

 勇者様を地上へ五体満足で連れ帰る為には、勇者様の後見となっている神々に許しをもらう必要がある。古今東西かねてより、神々に人間の要求を通すには神の試練を乗り越えねばならない。後見神々の試練を一つ一つ乗り越え、勇者様の身柄を勝ち取れ……と、そんな話になったのだが。

「あ? わざわざ試練なんぞ受けんでも、別に倒しちまえば良いじゃねーか。武力で破って我を押し通す、それが魔境流ってもんだぜ?」

 流石は大陸最強の魔王様、言うことが違う。
 そんな訳で、普通だったら素直に試練を乗り越えて穏便に、となる筈が……何故か真っ向から喧嘩を売る方向で神々を殴りに行くことが方針と化した。
 ※ただしバトルの方法は戦闘だけとは限らない。

「どうでも良いけど、勇者様のポジション完璧にヒロインですよね! ね、雄姫さま?」
「あ。敢えて目を逸らしていたことを――!」
「危地に追いやられた勇者様を救うため、私(リアンカ)とまぁちゃん(魔王)が神々の世界へ殴り込みをかけます★」
「あっはっはっはっは、勇者、立つ瀬ねー!」
「わ、笑わないでくれ、まぁ殿ーっ!」
縦書きPDFで小説を読む
*スマートフォンをご利用の方へ*
一部スマートフォンの仕様により正常に閲覧が行えない場合がございます。