名前のない怪物
作者名: 黒椋鳥
【出だし200文字】
 崩れかけ、廃墟も同然となった病棟。その地下室で、僕はカビ臭い床に力なく座り込んだ。  古びた研究レポートを持った手が震えている。恐れていた事態が、現実のものとなってしまった。  もう僕にはどうすることもできないだろう。  底知れない絶望感に苛まれながら、僕はいつのまにか荒くなっていた呼吸を整え、再び祈るような眼差しでレポートに目を通す。  そこにあるのは、揺らぐことのない、あまりにも残酷な真実//
キーワード R15 残酷な描写あり 伝奇 ミステリー サスペンス ホラー 人外 蜘蛛少女 ダーク 微グロ 微エロ 多少のSF要素 黒髪ロング 黒セーラー・黒スト ネット小説大賞五 
種別 連載〔全200部分〕
ジャンル ホラー〔文芸〕
文字数 1,063,928文字
掲載日 2012年 11月 18日 22時 35分
最終投稿日 2017年 09月 09日 22時 45分
Nコード N8809BK
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【あらすじ】
2017年7月7日。第五回ネット小説大賞にてメディア賞を受賞いたしました。書籍化及びメディアミックスが決定いたしました。皆様の応援に心から感謝を!
今後も精進して行ければと思います。



僕はその怪物に恐怖し、魅了され、そして捕らえられた――。
深夜。部屋に響く物音で目を覚ました僕は恐ろしい〝脚〟に遭遇する。以来、姿を見せずに部屋で存在だけを主張するそいつは、まるで包囲網でも敷くかのように日常を侵食し、遂に僕の目の前に姿を現した。その正体は、あまりにも美しい、『名前のない怪物』だった。必死な抵抗も虚しく、怪物の手に堕ちていく僕。逃げることも逆らうことも叶わず、訝しむ恋人や友人から隠れ潜むかのように、僕と怪物の奇妙な生活が幕を開けた。静かに、人としての感覚が死んでいく僕。崩れていく日常。その先に待つものを知った時、僕は大きな選択を迫られる。
恐怖と謎とエロスが融合した、サスペンスホラー。
絡み付く糸から、「僕」は逃げられるか?

※本編完結! 続章連載中です。
警告
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この小説には残酷な描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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