私、かかりつけ薬剤師に立候補します!
作者名: 青砥 英世
【出だし200文字】
薬歴その1 お菓子おじちゃん 「春香、あなたに渡すものがあるの。ちょっと事務室に来なさい」  朝礼が終わるとクローバー薬局の薬局長である久美子さんは、神妙な面持ちで白封筒を手に調剤室から事務室に私を呼びつけた。久美子さんの後ろをついて行くその間、右手に握られた白封筒をじっと見つめていた。私の勤めているクローバー薬局では、給料明細をはじめ会社から渡される紙は会社のイメージカラーである薄いグリーンに//
キーワード オフィスラブ 日常 青春 ホームドラマ ミステリー サスペンス ラブコメ 第3回お仕事小説コン 職業もの ハッピーエンド 薬剤師 医療 薬学生 
種別 連載完結済〔全5部分〕
ジャンル 現実世界〔恋愛〕
文字数 101,112文字
掲載日 2017年 07月 17日 17時 24分
最終投稿日 2017年 07月 17日 17時 28分
Nコード N9569EC
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【あらすじ】
春香、奈々、真澄、久美子、真悠子の五人の薬剤師が、かかりつけ薬剤師として奮闘する。

春香は薬剤師になったものの、一人も指名を取れないダメ薬剤師。
このまま指名が取れないと、クビなってしまう。
そこに久しぶりに現れた「お菓子おじちゃん」が「かかりつけ薬剤師」になって欲しいと言う。
お菓子おじちゃんとの再会でクビは免れたものの、おじちゃんは癌で余命半年であった。
小さい頃にたくさんお菓子をもらった恩を返そうとするが、おじちゃんは亡くなってしまう。
しかし、これを機に春香は薬剤師として目覚めたのだった。

奈々はいつも元気で一生懸命な薬剤師。医師にスーパー薬剤師だねと褒められた直後、服薬指導でミスを犯してしまう。そして、友人のユイカから惚れ薬を作れないかと依頼される。
ある日、入院した患者の元を訪れると、それはユイカの上司だった。めまいと低血圧で入院したのだが、その原因をグレープフルーツジュースと薬の相互作用である事を見つけ、解決する。

久美子は、久しぶりに会った大学の同級生に、会社の社長を引き継がないかと話がくる。悩んだ末に社長になる事を決意し、それを部下に伝えようと食事に行くが、部下が蜂に刺されアナフィラキシーを起こしてしまう。救急搬送された病院でその部下に告白されて、退職しようとしていた気持ちが揺らぐ。

真澄は昔、自転車で転倒し病院に運ばれた時、一人の女性に助けてもらった薬剤師真澄。ある日、その女性と同姓同名の患者さんが現れたけれど、その人は似ても似つかないほどのクレーマー患者だった。話を聞かずに帰ったため薬の相互作用で胃潰瘍になりかけ、再来する。またも、薬局で激怒するが真澄が説明する事で事なきを得る。

真悠子は毎日を通り過ぎるように過ごしてきた。かかりつけの患者が薬局に来なくなってしまった。その患者は統合失調症であり、自分の弟と同じ病気であった。弟を救えず、患者も救えぬ罪悪感から薬剤師を辞める。
新しい仕事を探そうとカフェを転々とする中で、その患者さんに出会い、一緒に働く事となる。
一緒に働く中で元患者と付き合う事となり、弟に会いに行く事になる。弟も含めて受け入れてくれた彼にずっとついていこうと決意する。
そして、辞めてから一年後、真悠子のコーヒー店に、久美子、真澄、春香、奈々が偶然に会する。


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