トマトジュースの港
作者名: 桶乃弥
【出だし200文字】
 「ただいま」  それはいつも私がこの店のドアを開いた時に口にする言葉だった。仕事帰りに時折立ち寄るこのお店。それはいつしか私の日課のようにもなっていた。すると間もなく店の奥から聞き慣れた声が耳に届く。 「いらっしゃい」  マスターのその言葉が空気の中で泳ぐ間に、カウンターの丁度真ん中。いつもの椅子に私は手を掛ける。思えば二十四歳になってたまたま立ち寄ったあの日から、ここが私の特等席だった。//
キーワード  
種別 短編
ジャンル ノンジャンル〔ノンジャンル〕
文字数 2,356文字
掲載日 2013年 06月 09日 00時 32分
Nコード N1029BR
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【あらすじ】
トマトジュースに隠された場所 そんなショートショート
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